株式会社Storm
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プレスリリース

エンジニア職全員にAI開発支援ツール「Claude Code」を導入

開発生産性の向上とAIネイティブな人材育成を推進

株式会社Storm(本社:東京都港区、代表取締役:遠山 晃)は、AIエージェント「Claude Code(クロード コード)」を、プロダクト開発に関わる正社員、業務委託、インターンシップを対象に導入したことをお知らせします。これにより、AI時代のプロダクト開発環境に適応した人材の育成を促進し、サービスの品質向上や業務効率化を目指してまいります。

背景

近年、生成AI技術の急速な進展により、Stormでは、AI技術を積極的に業務へ取り入れることで、より良いサービス提供や働き方改革を推進できると考え、ChatGPTやGitHub Copilotの導入など、積極的にAI活用を進めてまいりました。一方で、AI活用の格差や、現場での実践知の属人化が企業成長のボトルネックとなりつつあります。Stormは「AIを使いこなす力」こそが今後の競争力の源泉と捉え、プロダクト開発に関わるエンジニア職の正社員、業務委託、インターンシップがAIや大規模言語モデル(※1)を日常業務に取り入れる"AIネイティブ化“を推進するため、「Claude Code」の導入を決定しました。AI活用が企業の競争力を左右する時代において、Stormは全社一丸となり、AI活用をより推進し、高品質なサービス提供を目指してまいります。

※1 大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)は、膨大な量のテキストデータをもとに学習したAI。人間の言葉を理解し、自然な文章を自動生成する能力に優れており、質問への回答、文章の要約、プログラムコードの作成、翻訳など幅広い作業が可能。ChatGPTやClaude等が代表例。

多言語ソリューション開発における活用展開

Stormは、AI翻訳エンジン「AIシュリーマン」をはじめとする多言語ソリューションの開発において、Claude Codeを積極的に活用してまいります。特に、200以上の業界特化型翻訳モデルの開発・改善において、AIとの協働により開発サイクルの大幅な短縮を目指します。

また、エンタープライズシステム開発においてもClaude Codeを活用することで、高品質なコードの迅速な実装と、セキュリティ要件への確実な対応を実現してまいります。

社内体制と知識共有の推進

Claude Code導入にあたり、以下の取り組みを実施してまいります:

  • AIペアプログラミング実践ガイドラインの策定
  • 社内勉強会による活用ノウハウの共有
  • Slackでのリアルタイムな知見共有チャンネルの設置
  • AIを活用した開発事例のテックブログでの発信

これらの取り組みを通じて得られた知見は、Stormのテックブログにて積極的に公開し、技術コミュニティへの貢献も行ってまいります。

AIシュリーマン テックブログ

「Claude Code(クロード コード)」について

「Claude Code」は、Anthropic社が開発する、大規模言語モデル(LLM)を活用した、AIによるコーディング支援ツールです。プログラムの自動生成やバグ修正、コードレビュー、ドキュメント作成など、さまざまな開発業務をAIがサポートします。自然言語での指示に対応し、複雑な課題や大量のコードにも柔軟に対応できるため、生産性向上と開発プロセスの効率化が期待されています。